交通標識のガラパゴス化を発見ー「譲れ」がない

 1.はじめに

2022年の放置違反金納付命令を除く警察による取り締まりで、検挙件数がもっとも多かったのは「一時停止違反」で146万6131件で堂々の一位だそうです。反則金7,000円として約100億円の国庫安定収入になり政府一眼となって取り締まる気持ちはよくわかります。これは事故数ではなく検挙数で、検挙が安全に寄与している客観的な統計は見たことがありません。

2,国際基準の交通標識は

一時停止の交通標識は「止まれ」です。これは必ず止まれです。確かに海外でも「止まれ」に直接対応する「STOP」はあります。しかし海外では日本の「止まれ」に使われるケースのほとんどは別の「YIELD」注です。小生も海外で運転した経験はあり、「ああ確かにあったけどこの意味は「譲れ」であったのか」と今回調べてわかりました。「譲れ」が「STOP」と違うのは必要に応じて止まれです。



3.まとめ

ここまで書くと何を言いたいのかは想像が付くと思いますが。警察は「譲れ」の標識がないことを利用して、歩行者も対向車両もいないので譲る必要がない場合でも止まらなかったことで検挙数を稼いでいることになります。残念ながらこの不条理を指摘しているブログ等への反応は現状芳しくないようです。安全運転のために必要かどうかの考察が飛ばされています。国際的な基準の合理性が際立っている例です。やはり警察の長年の洗脳で日本国民はガラパゴス諸島の動物となっているのでしょう。

そしてなぜこの話題をこのブログで挙げた理由は世界の自動車会社がYIELDを前提に「ぶつからない」機能の実現に競って投資をしようとしています。日本でも「ぶつからない機能を有する自動車にはSTOPをYIELDとみなす」と政府が言ってくれれば、例えば10万円のアイサイトは年に平均一回反則金を支払っているユーザーにとっても魅力的な選択肢となるわけですし、反則金を支払わないためにSTOPでは必ず停車していた洗脳ユーザーにとってもスイスイと安全に交差点を走れるわけですからアイサイトは大変ありがたく映るのです。このためには交通標識に関しても国際的な常識を日頃から勉強しておく必要があると考えているからです。

注:In road transport, a yield or give way sign indicates that merging drivers must prepare to stop if necessary to let a driver on another approach proceed. A driver who stops or slows down to let another vehicle through has yielded the right of way to that vehicle. In contrast, a stop sign requires each driver to stop completely before proceeding, whether or not other traffic is present.

(2024年4月2日)

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